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映画『孤高のメス』 部分的感想
JUGEMテーマ:邦画

『孤高のメス』の感想はまだか!? という声が聞こえたので。(空耳です)

『孤高のメス』はすでに3回見ました(笑) 
・・・・えーと、そんなに見なくていいです。1回見れば十分です。
でも1回は必ず見に行くべきです!


感想を書きたいのですが、まだ見ていない友人もいるので、ネタバレが怖いのと
映画サイトのユーザーレビューを見ると
「満足度が高いので期待して行ったらそれほどでもなかった」というコメントが意外と多いので
躊躇してます。
そんなものすごいものを期待して見に行ってもらっては困る映画です。

でも1回は必ず見に行くべきです!!


しかし、今現在思ったことはやはり書きつけておこうと思い、
少しだけ感想を書くことにしました。
ネタバレがあるのでたたみますが

とにかく 1回は必ず見に行くべきです!!! 

映画館で見てっ!!!
家族で見てっ!!! 特に親子で!!!
そして、働く女性(仕事も主婦も含めて)、日々疲れている女性は、特に見てっ!!!



・・・それから、どうしても言っておきたいのは
これは堤真一さんを見せたい映画ではない!ということです。
「どうせ観世がオススメするのは、堤さんを見せたいからでしょう?」と思っているアナタ!!
ちがいますからね!!!




以下、ネタバレありの感想です。
部分的な感想のみですし、堤さんのことにはあまり触れてないです。
アンド、長いです(笑)

私が見れば見るほど感情移入するのは、夏川さん演じる中村浪子。

最初浪子は、ずさんな手術の実態に、看護士(オペ室配属)がいやでたまらず
生活もすさんでいます。
気力がないと生活はこんなに乱れるものだという、見本のような生活。
夕飯はホカ弁。部屋はグチャグチャ。
特に、保育園児の息子は、お迎えに行けば泣き通し。 なだめても泣き止まない。

それが当麻先生に出会って感動し、気持ちが高揚することで、
生活にハリが出ます。
そして子供も変わる。保育園に迎えに行くと、「ママー!!」と叫んで笑顔で飛び出してきます。
『私の気持ちが子供にも伝わるのか・・・・』とことばで説明してしまうところはやりすぎかもしれませんが
まあ、わかりやすさを求めたということで、気にしなくていいでしょう。 
食事も、マルのままの魚を買ってきて、自分でおろしたり、開いて干したり、
手間ひまをかけた料理を作るようになります。

特に子供の変化を見せるところなど
脚本は男の人が書いただろうに
こんな、子育てして悩んでる母親にしかわからないような小さなエピソードを
よく盛り込んだなあと思いました。

そして、当麻先生が浪子に与えたもの・・・・・
いや、当麻先生が与えたのではなく、浪子が勝手に受け取ったものなんですけど
それは、医療従事者としての姿勢だけでなく
「生きる気力」であるのですね。


もうひとつ、私がショックを受けた場面。
脳死状態になったマコト君の、生体肝移植が行われるとき、
手術室の前で当麻先生が母親に「ここでお別れです」と言います。
母親はマコトに別れの言葉を言い、マコトは手術室に消えていきます。
そしてオペが始まる。肝臓を摘出する直前になって、心音が消えます。
マコトくんの命を動かしていたすべての機械が止まります。

死ぬんです。マコトくんが。 死ぬ瞬間。

そのシーンはとても静かに描かれています。

肝臓を摘出し、マコトくんが手術室から出てきますが
それはもう、手術前の姿とは違って、装備や手術用の緑色のシーツはいっさいはずされ
白いシーツにくるまれています。

顔には白い布がかけられています。

生きて手術室に入っていった子供が、処置をされて死んで戻ってくる。
お別れをしたとは言っても、自分(母親)が望んだこととは言っても、
どうぞと遺体を返されるわけです。
どれほどの覚悟が必要な事態でしょうか・・・・・・。
母親(余貴美子さん)は搾り出すように「ありがとうございました」と言います。
私は・・・・・私だったら言えるのか・・・・・
それ以前に、我が子が脳死だからといって、臓器提供できるのか・・・・・・。

たぶん無理でしょうね。


それと同時に、当麻先生が手術前に病院事務長に言われた言葉
「失敗したら2人殺したことになるんですよ!」
そう、殺人。
殺人と言われてもおかしくない行為なのだと
白い布にくるまれたマコトくんが出てきたのを見て思いました。
この人は、手術室の中で一人の人間の心臓を故意に止めた。それは事実なのだ。

医療っておそろしい。
私みたいに、考えがフラフラぶれる人には、とうてい決断できない。
そんなことを思いました。



これだけ読むと、なんて重苦しい映画だ!と思うでしょうか。
いや、それほどではないです。
ぷっと笑ってしまうシーンも、ふっと力の抜けるシーンも、いい具合にはさまれていて、
疲れたりすることはないです。

ただ地味です(笑)
当麻先生は「外科医の仕事はこつこつと編み物をするような作業」と言います。
この映画もそんな、編み物が編みあがるのを見ているような、地味な映画です。
だけど、編みあがったものは、それはすばらしく、じーんとくるような作品です。


当麻はスーパードクターという設定ですが
スーパードクターは神のように切り刻み、病変を取り出すのではないということがわかりました。
ただひたすら、ひたすら血管を結ぶ。 そしてひたすらひたすら縫い合わせる。
5時間も6時間もそんなことを続ける。
それがスーパードクターでした。
手術室でどんな地味な作業が、淡々と行われているか
それはこれまでの、作られた(派手で花形っぽい)外科医のイメージをくつがえすものであると思うし、
医者って本当はこんな仕事をしているんだと、知ることができると思います。



ホンマに長くてごめんなさいでした。
読んでくださってありがとう。

堤さんにヨロメキの映画感想は、もう1週間くらいしてから特集で(笑) お楽しみに!
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