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とんびの村のおばあちゃん
 先日、ドラマ「とんび」が終わりましたね。
私の故郷の集落が舞台になってると、こちらでも紹介させていただきました。

この村には、私の祖母が一人で住んでいます。
昨日、このおばあちゃんと電話をしました。

祖母「あんたたちの子の誕生日を、みーんな忘れちゃって
 なんにもしなくて 悪ぃよぉ」
私「全然いいよ。
 それよりおばあちゃんの誕生日(2月)にも、私も何にもしなかったから。
 いくつになった?」
祖母「もうさ〜、数えらんなんくなってさぁ〜。
 大正13年生まれですが。」
私「(笑)」
祖母「ハイ数えで90くらいになるだら」  (ハイ=もう  だら=でしょう)
私「数えでなくても90になるら」
祖母「ハイあきらめたよ」
私「(爆笑)」

うちのおばあちゃんは長生きなのはめでたいですが
つらい思いをたくさんしてきた人です。
若くして後妻に入り、まだ乳飲み子である私の母の面倒を見ました。
血がつながっていないから、大変だったようです。
姑・小姑問題もきびしかったようだし
夫であるおじいちゃんも自由な人で苦労してました。
そのおじいちゃんを先に亡くし、
本当の娘のように愛した子=私の母を先に亡くし
弟や妹も亡くし、独り長生きして90歳になる。
「あきらめた」というのは、長く生かされていることを諦めた、という意味だと思います。
最近は、もう亡くなった友人や身内ばかりが、夢に出て来るらしい。

祖母「早く来い来いって呼んでるがだよなぁ」
私「えー。いいよ、どうぞごゆっくり。」
祖母「そうだな〜、夏まではまだ居るら」(←ひとごとwww)

夏は毎年、私たちも遊びに行きますからね、この村に。


私「こっちはもうすごいあったかいけど、そっちはどう?」
祖母「暑いよ。暑くてもう、セーターはみんな洗っちゃった」
私「早いな!!(笑)」

祖母「裏の山に、おじいさんがいっぱい椿を植えたんだけどさ。
 椿山荘にするって言って。
 今いーっぱい咲いてるんだよ。
 お父さん(=私の父)が、すごく珍しい花を取って来てくれて。
 こんなのが咲いてて、どんなにきれいかと思うけど、
 ハイ見に行けぇないからなぁ」
私「そうだよ、登れないよ」(頼むからやめてください)

祖母「2階の家(一段高い所にある離れ)の塀に沿っても椿があってさ。
 あんまり繁って大きくなるといけないから
 ノコギリを持って行って、大きな枝を切っただよ。」
私「誰が!!
祖母「アタシがさ。そんくらいしないと」
 (@_@;)
祖母「それを玄関に飾ったら、まぁ〜キレイで!!」
私「げ・・・元気だなあ・・・・ ^^;」


祖母「最近は『富士山が一番きれいに見えるナントカ』っていって
 市長が一生懸命活動してるせいか、お客さんが増えてね。
 こないだも浅間さん(神社)から若〜いお嬢さんが下りて来たから
 どこまで行ったですか って聞いたら、頂上行って来たって。
 富士山は見えなかったでしょう?って言ったら、見えましたよって。
 下からは霞んで見えなかっただけど、上からは見えたらしいなぁ」

うちは神主で、小さな神社を護っているのですが
これが海に突き出した小さな山にあるんです。
頂上まで登ると、断崖絶壁の下に海が見え、
遥か北方には冨士を望むことができます。
西側には日本アルプスが見えることもあります。
(どんな所かは、このブログのアーカイブ、2009年 August の記事をご覧頂けば
いっぱい書いてあります)

私「おばあちゃん、あれだよ、この前『とんび』やったら?
 あれの影響もあるんじゃない? 『とんび』見た?」
祖母「ああ、見た。」

・・・・・・・・・・・。
コメント終わりかい! とんびはどうでもいいんかいw
あんな僻地に若いお嬢さんが行くだなんて、
きっと佐藤健くん効果じゃないかと思うんですけどね。


そんな電話を、おばあちゃんとは月に1回くらいします。
頭もしっかりしているし、耳もよく聞こえるし、ホントに偉いおばあちゃんです。(自慢)


あなたもよろしかったら、どうぞうちの田舎へ。
西伊豆の最果ての地、松崎町雲見。(もう名前出してもいいだろう)
うちの屋号は「大屋」といいます。
適当に村の住人をつかまえて、「大屋はどこですか?」と言えば、教えてくれます。
そこへ行くと、うちのおばあちゃんがいて
私がおばあちゃんに送ったハガキを綴じたファイルを
見せびらかしてくれるそうです。(やめてくれ)









| 平凡な日常 | 09:54 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
おばあちゃん、うちの息子が「何歳になったの?」って聞いた時、「130歳」って答えてたよ!!
うちの素直な息子は心から尊敬してたよ!www
ほんと、元気で助かります。
あなたに比べればとても近いのに、なかなか会いに行けなくて面映ゆいです。
| ぶう | 2013/03/22 12:15 PM |
> ぶうさん

まあ・・・130歳くらいまで生きても不思議はないわな(笑)

ノコギリで椿を切ったと聞いて、ぶっ飛びました。

GWあたりに会いに行ってあげて下さいよ。

| 観世 | 2013/03/22 7:44 PM |
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